2009年06月10日

Lxlabsの社長が自殺

 安価なVPS業界でほぼ独占状態にある管理ソフトのHyperVMで騒ぎがあって、開発元のLxlabs社長が自殺されたそうです。。

5/21Lxlabsにセキュリティーホールが報告される
6/04放置されたのでセキュリティーホールが未修正のまま公表

    → 各所でVPSにクラックが発生
6/09自殺の報道

 自分のミスが原因で世界中のサーバが陥落していく状況を見ているのがよほどの重圧だったのだろうなとは思いますが、残念ですし、ちょっと恐ろしさを感じるニュースでした。

 社員によると今のところHyperVMを使わないでほしいが何とかしたいようなので、ソフトは生き続けてほしいところ。

Michitomo - 2009年06月10日 3時30分 | コメント0匹 | トラックバック0羽 | コンピュータ

2009年05月19日

地銀の手数料はジョーク

山梨中央銀行の通帳

 バイトをしようと思ったら「通帳を持ってきてくれ」とのことで、持ってなかったので作ることに。で、近場に銀行があったかなーとGoogle Mapしてみると地銀が1行だけヒット。ATMの手数料的にMUFGあたりがマシなんだろうとは思っていたものの、都銀のある駅まで行く時間がなかったのでとりあえず近くにあった地銀の口座を作ってきました。

 一応作る前に確認してはいた手数料。実際見返してみるとこの高さはジョークとしか思えないですよ。「ポイントでネットバンキングが無料に!」とかいう紙をもらって、え?オンラインバンキングに基本料がかかるとかマジデスカ?と。
 いままで使ってたのがebank+新生銀行だったのもあって、自行以外のATMはすべて有料になるのが驚き。しかも山梨の地銀じゃ使えるATMもたぶん1か所に限定されるでしょう。どうやらデビットカードとしては使えそうなのが唯一の救いかなーとは思う。

 あんまり時間はないけれど300円前後のBBR-4MGを2台と、新品定価のLaFoneraを1台買っているので、ハードウェアハックも含めて何かやりたいところ。いろいろ考えはあって理論上は実現可能なものばかりなんだけど、ハード系は未知。聞ける人もいないっぽい。。

Michitomo - 2009年05月19日 1時42分 | コメント0匹 | トラックバック0羽 | 日記

2009年04月20日

これはひどい「つぶせ裁判員制度」のビラ

つぶせ裁判員制度 8割が反対 これはひどい

 あんまり批判は書かないつもりなんだけど、これはひどい。八王子駅前で裁判員制度反対の運動をしている人たち、ビラの印象操作があまりにもひどすぎる。

 配っているビラのトップに書いてある「市民の8割が反対」しかも2008年の最高裁の調査がソースらしいです。いやいや、そんな話は聞いたことがありません。で、そのソースを探してみましたがおそらくコレのようです。

http://www.saibanin.courts.go.jp/topics/pdf/08_04_01_isiki_tyousa/siryo1.pdf
22ページ
義務であっても参加したくない:37.6%
参加したくないが義務なら参加せざるを得ない:44.8%

 なるほど確かに8割が反対していますね。しかし、これは裁判員への参加意向です。「8割が裁判員として参加したくない」という統計を「市民の8割が反対」と表記するとは、呼びかけ人に弁護士が2人も入っているとは思えない。ダイエット食品業者もビックリの印象操作です。

 ちなみに最高裁判所のサイト内で見つけられる裁判員制度に対する賛否の割合に関してはこのようなデータがあります。統計を見て「賛成が半分しかいない」と大変驚いている懇談会の記録です。

http://www.saibanin.courts.go.jp/shiryo/kondan1/kondan_1_3.html
「賛成」が50.4%しかない。これは国会では全党一致で通った法律だったと思うのですが,そういう国会と一般の国民との温度差といいますか,落差がかなりあるのかなという気がします。50.4%が「賛成」で「反対」は39.8%です

 ビラを配っていた人の説明を聞くと「裁判員は裁判官の作成した資料をもとに多数決に参加させられるので、裁判官の思い通りの判決を出させられ大変問題」「裁判の内容を一言でもしゃべったら懲役」「司法関係者が増えて食べていけない弁護士が出てくる」などあきれる内容ばかり。

 「この国の司法はどうなってしまうのか」とか言っていましたが「それはこちらの感想ですよ」という話なわけです。反対運動をするならウソをつかずに正しい資料をもとに活動してほしいものです。隣で募金活動をしていた「あしなが育英会」がかわいそう。

参考リンク:裁判員制度に反対する理由(歌田明弘の『地球村の事件簿』)

Michitomo - 2009年04月20日 1時57分 | コメント9匹 | トラックバック0羽 | 日記

2009年03月23日

Dell Inspiron Mini 12(Poulsbo/Linux)

mini 12正面

!Linux関係は最下部に更新情報があります。!

 学校指定のいわゆる斡旋PCというのがあって、NECのVersa Proが13万円くらい。高額なDual Coreノートを持ち歩くより「安価なノート+家に強いの」のほうがパフォーマンスがいいはず、という考えからDellのInspiron mini 12にしました。

 Mini 12の使用感等のまとめはGoogle Docsで公開しています。
 実際に使ってみるとGmailやGoogle mapsのようなAjaxも快適に使えるだけのCPU性能はあり、サブノートとしては非常にコストパフォーマンスが良さそうです。やはり15インチ前後のノートと同じ解像度があるのは便利。私はヨドバシカメラで上位モデル(Z530 80GB)3+6セルバッテリ付で54800円(20%還元)のものを買いましたが、同じモデルが6セルバッテリのオマケこそないもののビックカメラでは44800円(5%還元)らしいので、安価なノートをお探しの方にはお勧めです。新色(ピンク・青・緑)がほしい場合以外、Mini 12に関しては現状納期未定になるDellの直販を選ぶ価値はなさそう。

 ここまでなら何の問題もない製品のように感じられますが、現状ではLinuxを入れるのにかなり大きな壁があります。

 Linuxを入れようと思うと、現行の環境で動くグラフィック(GMA 500 Poulsbo)ドライバ(psb)がないため1280x800の解像度で表示する方法がありません。今のところMini 12で1280x800の解像度でLinuxを使うには、

  • DellのMini 12用Ubuntu 8.04 Belmontを入れる(店頭モデルを買った場合は入手不可能)
  • Ubuntu Netbook Remix 8.04を使う(archが違うのでUbuntuのリポジトリが使えない)
  • Ubuntu 8.04 Hardyを使う(起動時にカーネルオプションが必要)

の選択肢しかないようです。

mini12ピンク

 Ubuntu 8.04の通常版を入れて使うのが一番マトモにみえますが、いくら8.04がLTS(Long Term Support)でサポートがあと2年間持つとはいえ、先行きが不透明な状態であることには変わりありません。Debianユーザとしては、「Debianを入れられればサポート期間など気にせずに使い続けることもできるのに…」と思うとどうも気が進まないというのもあります。
 ではMini 12でDebianなど、ほかのディストリビューションを使うにはどうすればいいかという話ですが、これがかなり難しいようです。
 私がDebian sidを入れて苦戦した内容は割愛しますが、各所で公開されているパッチを当ててみるも、ビルドが通らなかったり、やっと通ったと思ったらXが黒画面だったりで正常動作をさせるところまでは達成できずでした。

 とはいえこのpsbにしても「希望の光」はあるわけで、PhoronixというLinux系ニュースサイトに、IntelがLinuxにドライバを提供しようと尽力している様子がまとめられています。
 そもそもIntelからのパッチはすでに出ているのですが、さまざまな問題からパッチのマージを拒否されています。では手元でパッチを当てよう、というところですが、パッチ形式に問題があってそれもできません。
 リンク先にあるパッチ投稿先はSourceForgeのML。そのアーカイブではパッチにあるべき行頭の空白が失われてしまっているため、そのままではパッチとして使用できないのです。同時にパッチはLinuxのkernel-develにも投稿されており、5個中4個のパッチはここから正常な形でダウンロードできます。残念ながら残りの1個の1MBに達するパッチが容量オーバーで配送されなかったからか、アーカイブされていないようです。
 結局このパッチを使うには、1MB 4万行のコードを修正していくほかなさそうです。これは相当大変な作業であることは間違いありません。
 同時にIntelは同社のプロジェクトMoblinにあるpsbを「まもなくアップデートする」と言ってるので、待てるならこっちを待ったほうがいいかな、といったところ。

 現状での結論としてはもう少し待てば何らかの形でサポートされるということです。個人的に「まもなく」まで待てるかどうか微妙なため、今のところDebianをWindows上のcolinuxで起動し、NoMachinesのNXでX環境を作って逃げ道を作っています。意外に快適。

 ところで、同じGMA 500 Poulsbo搭載のPCでもVAIO type Pでは標準のVESAドライバで1600x768の解像度が実現できている点が気になりますがどういうことでしょうか。これに関してはtype Pを持っていないため憶測になってしまいますが、type PはVGA BIOSに特殊解像度をちゃんと書き込んでいるため、1600x768の表示ができると考えられます。逆に本来は解像度を書き込んでおくべきところを、可搬性のないドライバを書かせてごまかしたのがDell、という話のようです。したがってtype Pではfbやuvesafbを使えば1600x768を実現できますが、mini 12では1024x768のサポートまでになってしまいます。
 Dell (^ω^#)

 まさか公式通販でLinuxプリインストールで販売しているモデルを買ってLinuxが動かないとは思っても見ませんでした。

6月15日追記
 現時点では、Ubuntu 8.10と9.04用のドライバが公開されており、9.04では2Dのみですが、8.10では3Dを含めて動作します。手元で試したところ9.04にpsb-modulesを入れるとフリーズが頻発したので、ドライバはpsb-kernel-sourceからビルドするのがよさそうです。mini 12でCompizを動かしている動画をYouTubeに載せています。8.04 → 8.10 → 9.04とアップグレードした上でX周りのバージョンを8.10に落としているものですが、GNOMEを使うとCPU使用率が100%で張り付いてしまう問題があります。ということで、現状で私がオススメするのは8.10です。

Michitomo - 2009年03月23日 3時41分 | コメント3匹 | トラックバック0羽 | コンピュータ
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