居酒屋系のカラオケチェーンで歌うんだ村というのがあることは知っていたけれど、立地的に使ったことがありませんでした。しかも検索しても情報がほとんど出てこないので、一体どんな店なんだ、と。先日、たまたま大学の友だちと帰りに「うたうんだ村橋本北口店」へ行くことができたのでメモしておきます。
「歌うんだ村」は上に書いたように居酒屋系の大庄が展開しています。入店すると他の店と違うのが「よころんで」とかいうところ。普通に「いらっしゃいませ」でいいと思うんですけどね。
初めてだとわかりにくいのが料金体系です。大きく表示されている昼間料金は、30分70円でワンオーダー制となっていました。「カラオケ館」や「ビッグエコー」など、昔ながらのカラオケ店でありがちな料金設定です。ただし、ドリンクの料金が280円なので前述した店に比べて安上がりになりそうです。実はもう一つ料金体系があって、こちらはフリードリンク(ドリンクバー)30分140円の料金プランです。この料金表示方法が理解できていなくて、最初はワンオーダー制の料金+飲み放題料金という感じになるのかと思っていました。しかし実際は飲み放題料金だけを払えば良い、とのこと。「歌広場」のような感じですね。店員はどちらが安上がりになるか教えてくれますが、看板を初めて見ると非常に分かりにくい。一方でどちらの料金体系が好きな人も利用できそうです。会員登録(無料)をしないとルーム料金がプラスされます。
付加料金?ですが、フードは高い。いやまあ、歌広場に比べてですが。あーやっぱ、ルームから電話で注文するときも「よろこんで」って言ってくれるですかね。
今回使った部屋はHyper Joy V2でした。DAMとJoyが主力のようで、マイクはオンボロのJVC製だったのでカラオケ館あたりからリース落ちした機材なのかなとか妄想。音響はそれなりにマトモ。設備は「歌広場」と「カラオケ館」の中間位に感じました。2人で行ったにもかかわらず「狭いお部屋になりますがよろしいですか?」などと言われたので、ヒトカラは歓迎、というよりむしろ前提に設計しているのかもしれません。居酒屋系にもかかわらずヒトカラ歓迎なのは意外な印象でした。
現状で経営的にペイしているのであれば、強いチェーンになりそう。一言でまとめると、「業界のいいとこどりを目指したカラオケ屋」です。